私の専門の一つは、皮膚疾患の漢方です。
本日は掌蹠膿疱症についての1回目。
この掌蹠膿疱症は、弁証といって、
根本的な身体の見方ができれば、
かなり漢方が効いていく疾患です。
お肌の状態で多いのが、
血熱、湿熱、熱毒
これらを、
内服漢方、外用漢方、そして生活養生を行って、
治療を開始いたします。
皮膚疾患は、胃腸から立て直すことも前提です。
木を見る医学部ではなく、
森を見る医学。で、
全面的なアプローチをしなければ、
完全な治療にはならないはずです。
ぶり返すばかりで、
完治しません。
◯便から血熱の邪気を排毒
◯尿から湿熱の邪気を排毒
◯皮膚表面から体内外の熱邪を排毒
これが、基本です。
皮膚疾患の漢方は、苦寒薬が多いので、
飲みにくいかなぁと思って処方しますが、
お客様は、意外にも
「美味しい。」と、表現されるので、
身体は正直です。
子供には別の処方で
対応しますが、大人より早く
良くなるパターンが見られます。
それだけ大人は、排毒が必要なのです😊
次回は、掌蹠膿疱症シリーズ②。
お目通しください。