診断の手順 治す順番

漢方処方の際、

基本的に

望診、聞診、問診、切診を行っていきます。

皮膚疾患は、特に

望診のしめる割合は多く、

お肌の色、

湿疹などの形、

できている場所、

どれくらい広がってるのか、

浸出液は出てるのか、

乾燥具合はどうなのか、を

綿密に見ていきます。

私はその際、

熱の勢いを知りたいため、

患者さんのお肌を触ります。

赤みが少ない場合でも、

私の手のひらに

ふわーっと上がる熱が感じられると、

それは

皮膚病からのお試しです。

その赤みが落ちてきている様子に、

惑わされないよう、

必ず触れることを

大切にしています。

私は。皮膚からのお試しに。

騙されない。

そして、お客様を早く治せたらと思います。

この治していく過程では、

食事のことも否めません。

今は多くの食事療法があるため、

患者さんにとっては、

合わない食事法を信じて行っているケースも

あります。

信じきっている方もいらっしゃるので、

食事療法を指導する場合、

けっこう私なりに気を使うんですよ。

患者さんが目安にするといいのは、

その今信じている食事療法は、

自分の今のお肌に合ってるか?

それを続けてみて、

治ってきているのか?を

目安にするといいと思います。

信じることと同じように。

その理論を疑うことも。

私は大事なのでは?と、

頑なな方をみて、

思ったりもします。

漢方診断の手順は、

簡単にステップ5ほどを

見通して行っています🥰

ステップ1

これは症状を確認していきます。

先ほど述べたことを一つ一つ診ていきます。

ステップ2

ここで判断します。

漢方診断ですので、証型に落とし込み作戦を

立てます。

ステップ3

漢方薬を確定していきます。

その際、内服のみか、外用薬を用いるか、

加減するわけですが、

患者さんのご予算もお聞きし、

作戦を決定していきます。

予算があまりない場合、

治るスピードが落ちることがあります。

それほど、量は大切な要素です。

治療家からのアドバイスとしては、

最初は、量は必ず入れていくことを

おすすめします。

ひどい状態から離れたい気持ちは、

察しますので、

量は大切です。

ステップ4

治療を開始します。

漢方薬のみに頼らず、

食事の見直し。

それと、

もっと大切なことは、

心の状態。

です。

心が焦っていたり、

イライラしていたりすると、

それだけで、

体内に熱を生んでいきます。

心の中に邪気が生まれると、

熱を帯び、

その内邪は、どの邪気よりも

強力に作用します。

心の中って。すごいなぁと思います😊

ステップ5

症状が落ち着いた後、

再発防止の養生を行います

以上の5つのステップの流れで、

完治に向けて、患者さんとともに、

作戦立てて参ります。

私は自分自身がひどいニキビに

悩んだ経験より、

皮膚科の疾患をとても力入れて

取り組んでいます😊

ご相談くださいませ。

漢方薬店あすなろ

担当  うたか♪

4月も、多くの漢方研修に参加していきました。

毎月10本は受けること、

学び続けていくことを

自分に渡しています。

課しているという感覚もありながらも、

楽しみな学びでもあります。

中には癌に向けた漢方の研修に参加し、

今後の参考にもなり、

癌のサポートをしていける道を

見た研修でした。

皮膚科では、脂漏&脂漏性皮膚炎について。

疾患名は違えど、

弁証し、気血津液、五臓のバランスを

取ることを念頭に。

いくことを思います。