本日は、掌蹠膿疱症シリーズ④です。
西洋医学では、
原因不明、病気の本体も不明、
治療法もないといわれ、
難病の一種とみなされてきました。
漢方の認識としては、
掌蹠膿疱症は湿熱、熱毒による皮膚の一つで、
原因療法を行うことで、
治癒可能としています。
病因病機として、
素体不足(遺伝体質)
飲食失調(ここ、実は1番大切)
七情刺激(やっぱり心の中よね)
心身過労(疲れすぎていても分からない方も多い)
睡眠不足(この方々も多め)
これらの原因が複合的となり、
脾胃失和
湿熱内生
熱毒旺盛
と進みます。
湿熱熱毒犯血が
体内で起き、
皮膚から溢れてきます。
これが掌蹠膿疱症です。
湿熱内蘊の場合、
小膿疱、小水疱、かゆみが特徴。
清熱し利湿する漢方を合わせて処方しています。
湿熱血熱、熱毒旺盛
紅斑ひどくて皮膚の灼熱感
膿疱も多くて痂皮と落屑が多い、便秘
清熱化湿し、涼血解毒漢方を処方します
陰虚火旺、余毒未清
紅斑、干燥、手足のほてり
滋陰降火、清熱解毒の処方を行います
掌蹠膿疱症の方は、
意外に多いのですが、
正しく養生すれば、
改善していかれます。
共通していえるのは、
夜。
早く寝てください。ってことです、、
皮膚の再生は、
夜です。
そこ、外さないでください😊
お困りの方
掌蹠膿疱症。ご相談ください。
漢方薬店あすなろ
担当 うたか♪